江戸無血開城とは片腹痛い。

江戸、東京が無血開城であれば、凄いことをしたという解釈であるが、片腹痛い。

私も授業で習った時は『あまり犠牲者が出ずに政権が変わったのだなぁ』と思った。

しかし、今考えてみればクーデターであるし、国内紛争である。

死者が出ない訳がない。

それにそれ以前に夥しい程の犠牲者が出ている。


そして『金』である。

長州は何処から手に入れたか(大体わかるが)、急進公卿にワイロを贈るなど、裏工作もしっかりしていたようだ。

『それでも武士か!』と言われそうだが、勝てば官軍、負ければ賊軍である。

官軍にさえなってしまえば、後の判断はすべてこちらが正義となる。

一方会津藩は質素倹約で、そのような裏工作とは無縁の藩であったそうな。

武士道を考えればこちらかもしれないが、魑魅魍魎の侵略者と対峙していくには正道過ぎて、いいようにやられてしまっただろう。


戊辰戦争は鳥羽・伏見の戦い~箱館戦争までの16年間であるが、結局は薩長のクーデターによる国家転覆。

正直すぎる旧幕軍は、狡猾な、よく言えば強かな新政府軍に敗北するのは当然といえば当然で、その後の世界情勢に立ち向かうのはこれくらい狡猾でなければならないのかもしれませんね。

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百姓は農民ではない!百の仕事が出来る人の事を百姓というそうです。 一つの事にとらわれず、いろいろなことにチャレンジしていこう!

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