でっち上げ。
パリ同時多発テロ、アリアナ・グランデのコンサートでのテロ、とどうも政治的な施設を狙わないテロが多いですね。
というか、要人は絶対に行かないような場所です。
しかし、一般人に対してテロを行うってどうなんでしょう?
『ひどい』とか、『残虐』とかいう、感想は抜きにして、それを行った結果、その組織はどう思われるのか?そして、何か得をするのか?
正直、その組織に対して世界からのバッシングを受け、世界から見る正義は無くなりますよね。
そして、その組織を攻撃する口実を与えるだけ。
身代金を取って資金を得るわけでもない。
相手が攻撃の手を休めるわけでもない。
相手がひるんで、国家としての権利を与えてくれるわけでもない。
全てが逆の方向に向くと思うのは、僕だけでしょうか?
シリアのアサド政権が化学兵器を使った、というのもそうですが、アサド政権が使ったどこ証拠はどこにもない。
しかし、どの局もアサド政権が『悪』のような絵面で報道しています。
アメリカはベトナム戦争の開戦はトンキン湾事件、大量破壊兵器所持疑惑で起こしたイラク戦争、そして真珠湾…まだまだ枚挙にいとまがないほどです。
日本は公教育のお陰で、余り疑問を持たずに情報を得るようになってしまいました。
子供たちもあまり議論をすることをせず、お互いに顔色をうかがい、頭一つ出ないようにしている有様です。
『空気読め!』という人がいますが、それは何でも人に合わせる事ではない筈ですね。(お葬式に参列して大爆笑するような人は空気読めとも思いますが、そもそも悲しい場所で悲しむことが出来ない人はその場所に行かなければいいという話です)
そんなでっち上げでおきた戦争でも犠牲者は何の罪もない人々です。
いや、そもそもその国家自体に罪がないのかもしれない訳ですから、国家含めてすべてが犠牲者でしょう。
そして、その戦地に赴いた軍人もそうですね。
イラクはどうなっているでしょう?
アメリカによって平和に統治されているんでしょうか?
ブラックウォーターという民間の軍事会社があります。
それがイラクで傍若無人に振る舞っているようで、上記の映像がリークされました。
日本だって、でっち上げは起こっていると思います。
しかし、メディアで報道されれば、それが正しくなってしまう。
真実=正しいのではありません。
正しい=善ではないのです。
本当にみんながそれぞれ自分で考える事をしなければ、悪辣なことでさえ正しいと思わされる可能性がある。
そろそろ、メディアから離れ、自分で考えなければならないと思います。
いや~、ムズカシイですね、コトバを選んで書くのは…
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